普通申請と包括申請
普通申請とは
申請台数が1台の申請のことをいいます。
単車の場合は1台、連結車の場合はトラクターとトレーラを連結した状態で1台と数えます。
包括申請とは
1回の申請で複数の車両を申請することを包括申請といいます。
ただし、包括申請をするためには通行経路や通行期間、車両の形状や諸元及び積載貨物の寸法や重量がほぼ同じであること等の条件があります。
よって、積載貨物の種類や車両形状が同じであっても極端に積載貨物の寸法や重量が違う場合、又は車両諸元が異なる場合は普通申請となります。
また、包括申請は複数の車両を申請することをいいますが、このうち1台でも不許可になる場合は他の車両も不許可となります。
包括申請の注意点
軸種1種類の場合
- 車種が同じであること
- 積載貨物が同じであること
- 通行経路が同じであること
- 通行期間が同じであること
車種とは車両の諸元に関する説明書の「車両の種類」と「軸種コード」が同じであることをいいます。
積載貨物とは車両の諸元に関する説明書の「積載貨物品名コード表」の品名が同じであることをいいます。
複数軸種の場合
複数軸種の場合は下記の条件に適合する場合は軸種コードが異なっていても申請可能です。
- 車種が同じであること
- 通行区分が同じであること
- 事業区分が同じであること
- 積載貨物が同じであること
- 車両区分の車両分類は全て「一般」であること
- 通行経路が同じであること
- 通行期間が同じであること